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花台(「風変わりなおけいこの教室の続き」の作文つき) 



今日は一日中、薄暗くて、小さな雨が降り続いておりました。
説明します。

写真、右側に見える白いカゴはエコクラフトで作ったものです。
今、プーペガールに夢中になっているように、
エコクラフトにも夢中になっていた時期がありまして、
寝る間も惜しんで指先を動かし、カゴを編み続けておりました。
いったい、いくつ編んだのかわかりません。
知り合いにもだいぶあげてしまいましたが、またこんど撮ってみますね。
そして、この薄汚れた台は外で花台として使っていたものを、
部屋にもってきてしまいました。
これくらい汚くなると、いい味わいがでて好きな雰囲気になってきます。

今日は、2/17の「風変わりなおけいこ教室」の続きの作文を書いてみました。
さっそく、はじまります。

風変わりな習字教室の他に、ピアノの教室にも通っておりました。
水曜日、なぜか時間は決まっておらず、
誰かが先にレッスンしているあいだは、静かに待たなくてはならないというところでした。
また、学校から帰ると電車で最寄の駅からふたつめで下車し、
そのあと坂道を15分ほど登るという、
こどもにとっては、たいへん遠い道のりでもありました。

昔のピアノの先生というのは、どなたもそうなのかもしれないのですが、
たいへん厳しく、ろくに練習もせずにレッスンとなれば、
「弾いてきてないね。。。」
と冷ややかにつぶやくのです。
こどもの小さな胸には、
「練習してこないなら来なくたってていいんだよ。」
そんな意味合いにとれ、
グサリグサリと突き刺さり、
重苦しい雰囲気の中、緊張感でいっぱいになりながら、
たどたどしく練習曲を弾くのでありました。

それゆえ、終わったあとの開放感といったらどうでしょう。
北風の吹く薄暗くなった帰り道も、
胸のつかえが一気にとれ、赤いレッスンバックを振り回しながら、
軽い足取りで坂道を下るのでありました。

さてこの先生というのが男性の初老の先生で
白髪のまじった髪をオールバックにしている、
さも芸術家風な人でありました
子供ごころにたいへん印象深かったのは、
たとえ生徒の前であっても自分の奥さんのことを
「ママ~っ!」
と呼ぶことでした。

しかし、この先生の決定的な指導力のなさは、
「ピアノを弾いてくれないこと」です。
たまに右手のみで、たどたどしく弾くことはあっても、
「ソーミドソソソ♪ソーミドレミファソラシド♪」
と、歌うようにしか指導してくれませんでした。

なんでも以前、倒れられて手が不自由になってしまわれたのだそうです。
にもかかわらず、わたしは
バイエル、ソナチネ、ツェルニ30番、
最終的には40番の半ごろまで進むことができました。
今考えれば、鼻歌レッスンでここまで進むことができたのは
奇跡としか思えないのです。

こうして厳しいレッスンにも耐え、続けていたわけですが、
急にある時期から先生が、わたしの洋服やら体型のことを誉めだしたのです。
今でしたら喜ぶべきことなのですが、ちょうど多感な思春期です。
そのことで、先生がどうしても気持ち悪くなり、やめたくなってしまいました。
やめずにいたら、今でも鼻歌レッスンは続いていたのでしょうか。

このように前回の習字も今回のピアノも、さっぱりものにならなかったのは、
いまいち指導者にめぐまれなかったのではないかという気持ち、
わかっていただけたましたでしょうか。
ま、自分のやる気のなさが最大の原因なんですけどね。
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2009.02.23 Mon 16:44
カテゴリ: 近くにあるもの
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