03/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30./05

母曰く、「女は3つのうちのどれかで苦労する。」 




母は言います。

「女は、ダンナで苦労するか、子どもで苦労するか、親で苦労する。
どれかひとつは、必ず苦労するって決まってるんだよ。
私はダンナだわ...。」、と。

なるほど。
母がダンナで苦労なら、じゃあ...わたしは親で苦労ってことか。
わたしはモナカにも、早逝した夫にも、苦労してるとか、苦労させられたなどと、
思ったことなんてないから。
「幸せ」と「感謝」しかもらってない。


i516.jpg


続きです。

昨日、父のお見舞いに訪れたモナカは、部屋に入るなり、
「おじいちゃ~ん...。」と寄り添い、手を握り続けていました。
用事がなければ、父から最低でも2m距離をとるわたしには、とてもできないこと。
帰り際、モナカが「おじいちゃん、またくるね。」と言ったら、父は涙ぐんでました。
家に戻ると、
「おかあさんが、ナースセンターに行ったときに、おじいちゃんね、
人類が経験したことがない異常気象や経済危機もきて、これからますます厳しい時代になるって言ってたけど...。」と。
飲んだくれはいつから予言者に?
天使のような表情で手を握ってくれる孫娘と、異常気象の話をしたのか。

父が救急車で運ばれた翌日、
わたしは父の介護保険の手続きをしたり、業者にレンタルの介護ベットについての問い合わせをしました。
いずれ家に戻ってくるかもしれない父。
これからどうなるかわからないけれど、とりあえず準備だけはしなくては。
そこに主治医より電話があり、今の状況がよくなる見込みはないという病状の説明と、
今後の選択肢は、ふたつ考えられるとの話がありました。

選択肢1、家につれて帰る
選択肢2、療養型病院に転院する、但し麻薬系の痛みどめを使っているため、病院の選択肢は少ない。

1の場合は、週明けに退院して、自宅にもどる。
2の場合は、新しい病院が決まるまで、今の病院においてもらえる。

そして、
1は、自分で動くことができない175㎝の男性を連れて帰るのは現実的ではない。困難。
2は、月に20数万円がかかるであろう。

とのこと。
わたしは即、2の転院にしようと想いました。
とりあえず、すぐ動かせるお金って、いくらあるんだっけ...
半年ならいくら?、1年ならいくら?と、アタマの中でお金の計算。

母はこれまで、祖父と二人の祖母を、家で献身的に介護し、見送りました。
もうこれ以上、たいへんな思いはさせたくないです。
やっとインターフェロンも乗り越えて、体調も整い、髪も伸びてきたのです。
そして自分もこの父親に対して、愛情をもって、世話できるかと言ったら、できるわけがない。
できません。

また自分が父の立場だったら、家族に迷惑かけるよりも、お金で他人の世話になった方がどれだけ気楽か。
20万なんて、高くない。むしろ安い。
一日7000円で、この父を、この父を24時間預かって、
3度のごはんまで出して、お風呂にまでいれてくれるのですよ。
わたしは月に100万もらっても、父を看ることなんてできません。

でも...、父にどちらがいいか尋ねれば、
自分が、家に帰りたいことを最優先するに決まってます。
母の身体のことなど、家族のことなど、全く考えない人だから。
これまで想ってきたのは、自分のことのみ。
「いかにして毎日、大量の酒を飲むか。」ということだけ。

そして、母とも相談したのち、転院の方向で話を進めることに。
母は、「おとうさん大きいもんね…、むずかしいよね...男の人は重いから...」
と、自分に言い聞かせてるように、何度も繰り返しました。
誰よりも責任感のある母ですから、胸も痛むでしょう。
しかし母の胸の痛みなど、父に伝わるわけがないのです。
優しい気持ちが、もったいないだけ。

わたしは、胸など全く痛まない。
むしろ、飲んだくれの父が私の大事な母にしてきた行為を天秤にかければ、
人生の最期を、療養に適した病院で過ごせるなんて天国。
ありがたく想ってほしいわ。

転院することは、週明けに本人に話そうと想ったら、バックにいれたパンフレットを見られてしまい、
「@@@病院、オレがいくの?」
と先制されました。
わたしは眼もあわさずに、「そう。」、とだけ言いました。
他に誰が行くのよ。
そのあと、母が柔かくフォローし、父に説明していました。
そしたら、値段が高くて、地元では有名な場所なのと、
自分のアルコール代以外のものに関しては、ドケチなので、
「金がかかる。」と言いました。
わたしは、

「もう余計な心配しないで。なにも困らないようにするから、心配しないでよ。
お父さんが飲んでた酒代で、病院代くらいでるんじゃないの。」

と、言いました。
そしたら、あきらめきったような顔をしました。
もう何を決める権限もないんだよ。
いくらベットの上で言葉を荒げても、行き先を決めるのは、わたしなの。

そのあと母がまた、優しい言葉をかけて安心させてました。

わたしが鬼娘に徹すると、母は父にとても優しくします。
日頃から、あんなダメな人はいない、と言ってるけれど、
娘に冷たくあしらわれると、夫が気の毒になるんでしょうか。哀れになるのでしょうか。

これでいいのです。
子どものころから、ケンカばっかりしていた夫婦。
飲んだくれでマザコンの父と、
息子(父)だけが可愛い傲慢で無神経な祖母、
その状況に耐えられずヒステリックになる母、
険悪な空気の、居心地の悪い家。
自分が結婚したら、あんな家庭にだけはするもんかと思いました。
最後くらい、老夫婦、仲のいいとこ見せてほしいわ。

...そう思ったそばから、ちょっと自分の調子がいいと、病室で母を怒鳴り散らす父。
イヤホンの調子悪いのは、母のせいじゃないのに。
この期に及んで、まだ懲りない最低男。
この人は、わたしに憎まれて憎まれて、最後を迎えるのでしょう。
よそんちのじーさんならよかったわ。
「な~んてしょうもない爺さんだ。あー、やだやだ。」、ですませられるから。

死ぬまで、いや死んでも、この人には、母のありがたみなどわかんないんだろうな。

今日は、転院先の病院の面談も終わりました。
パンフレットって、ほんとうにいいところだけ撮るのね。
見学してみたら、あららっ?って感じ。
でもそんなのどうでもいいわ。
新しい病院の申込書を書いて、身分証明書のコピーをとって準備しなくては。


トゲトゲした記事が続いてますw
しばらく、こんなかもしれません。

今日も読んでくださってありがとう。
スポンサーサイト
2013.05.27 Mon 17:23
カテゴリ: 散歩・おでかけ
comment -- | trackback -- |

PAGE TOP

 | h o m e |