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母の髪を切るとき。 



寒くなってくると、蕾がなかなか開きません。
ペッシュボンボン。


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テーブルの下で、学校帰りのモナカに甘えるビスケ。
モナカは安定的にビスケを撫でて、話しかけて、愛情を示します。
毎日、何度も撫でてもらって幸せなビスケ。
安心するよね。

いつも読んでくださって、ほんとうにありがとうございます。
今日のお話です。

昨年の7月、母のC型肝炎の半年にわたるインターフェロンが終わった。
副作用により、母の髪は、スカスカどころか、
ハンバーガー大のハゲが2つ半ほどできてしまった。
2つのハンバーガーがくっついて、ハート型に見えるときもあった。
これでは人の葬式にも行けないと、
フォンティーヌイブでカツラをいくつか揃え、
それをかぶって過ごしている。
母はこのウイッグがとても気に入っており、
倦怠感がぬけてからは、これまでどおりオシャレを楽しむようになった。
そして、母の残ってる地毛が、お気に入りのカツラからはみ出ないように、
ひと月に一度、髪を切りそろえるのが、わたしの仕事になった。
今では、母のハンバーガー大の脱毛にも、柔かい毛が生えてきて、
ほとんどわからなくなった。
おめでとう。
そこで、
「わたしが切ってもいいけど、生えそろって来たら、
一度、お店で綺麗にカットしてもらったら?」
と言ったら、
「あんたに切ってもらえばいいよ。出かけるときはカツラかぶっちゃうから、どうこうないし。」
と。
わたしは母の髪を切ってやるとき、
まるでものすごい親孝行娘になったかのような、
優しい気持ちになる。
自分に酔ってしまうくらい。
どうしてだろう。
白い猫みたいに柔かい髪に触れるからかな。
しっかり者の母が、しおらしく、おとなしくなるからかな。

自分が母親になってから感じることは、
我子が元気がない時は、いくら隠そうとしてもわかっちゃうってこと。
普段通りにしていても、なんとなくわかるので、
どうした?なんかあった?、とモナカに聞くと、うわんと泣き出したりする。
こんなに大きくなっても、まだそんな感じ。
子は母親にはウソはつけない。

わたしの母は、
ウソも隠し事も上手になった、わたしのような娘の胸の中が、
今でもわかるのかな。
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2013.11.17 Sun 17:42
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